車の下取りの際に、下取り商法の被害を防ぐために
車の下取りを依頼するときには悪どい手口を使う業者もないわけではありません。下取り商法の被害にあってしまわないために心がけなければならないのはどのような点でしょうか。大手企業が相手だからといって安易に考えないようにしましょう。
典型的な車の下取り商法
車の買取をしてもらうときには見積もりを取って納得した上で行うというのが基本ですが、その際に典型的な下取り商法があります。車の下取り商法では一般的な商品のように所有物の質が悪くなっていていて交換した方が良いからと言って下取りをする代わりに新しい商品を売りつけるという手口はあまりありません。よくあるのは見積もりを依頼した後、下取りをしてもらう段階になってから突然価格を下げるというものです。業者側の話としては車の価格は時々刻々と変化しているために現在の価格はこのようになったと告げる場合が多いでしょう。この時点で他の業者を選ぶのもまた大変だと考えてしまって泣く泣く契約をするというパターンがよく見かけられます。
車の下取り商法の対策
車の下取り商法に対策するための基本として、見積もりを取るときには期限を明確にして書面で出してもらうというのを覚えておきましょう。車の売買価格は確かに変動していますが、業者としていつまでならその見積もり価格で買い取れるのかを明確にしてもらうのが重要です。契約をするまでに数週間がかかってしまうのもよくあるパターンなので、一ヶ月程度は価格を保証してもらうように交渉しましょう。そして、書面で残しておいてもらわなければ白を切ってしまう可能性があります。最近ではメールであっても証拠として役に立つので、紙媒体での見積もり書を出してもらえない場合でもメールを送ってもらえれば証拠として残せるので安心できるでしょう。
情報収集による業者の吟味も不可欠
下取り商法を行っているかどうかは情報収集によって判断できる場合もあります。詐欺まがいの商法をしている場合には証拠を残していないのが通常なので、口コミによる情報を頼りにするしかありません。証拠があれば法的に問題になってしまう可能性もあるので業者側もうまく手筈を整えて行っているでしょう。もし下取り商法を行っているという口コミが相次いでいるときにはその業者を避けて通っておけば安心です。必ずしも匿名性のある口コミを信頼できるわけではありませんが、危ない橋を渡らないという考え方を持っておくと失敗はありません。車の下取りで高い価格での取引を成立させるためには極力失敗を避けるという視点を持つようにしましょう。
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